9月のシルバーウィークを利用して、ホテルニューオータニの新江戸ルームに宿泊してきました。
ヒノキでできた湯舟が用意されたバスルームと和モダンなインテリアのステキなお部屋でした。
部屋の印象
今回利用した部屋は新江戸スタンダード(36㎡)。サイズ的にそれほど広くないお部屋を期待していましたが、部屋に入ると黒を基調にした格子柄のデザインのインテリアが並んでいて狭さを感じませんでした。ベッドの前に黒テーブルとソファが置いてありましたが(2枚目写真)、それらもちょうどよい大きさで、使い勝手が良かったです。でも、そのサイズで部屋を圧迫しているわけでもなく、部屋と家具のバランスがちょうどよく計算されていると感じました。
レディースプランを利用
今回利用したプランはレディースプランでした。女性グループのみの利用で、アメニティと日本酒のサービスがありました。
部屋に入るとテーブルに日本酒とおかきのセットが用意されていました。それとハーブティ。
隣のレモンはフルーツのサービス?と思いましたが、これはヒノキのお風呂に浮かべるための柑橘類(すなわち入浴剤替わりということですね)として用意されているものでした。
確かにヒノキのお風呂に入浴剤やバブルバスでは傷めてしまう可能性がありますよね。
ヒノキのお風呂
この部屋の目玉、ヒノキの湯舟をあつらえた浴室がこちららです。
トイレとは完全に独立な構造になっており、江戸ルームの室内すぐに扉で仕切られたスペースの先に浴室があります。したがって、脱衣所となるスペースも確保されているので小さなお風呂屋さんといった感じです。
湯舟にお湯を張ったあと、用意されていたレモンをいれて楽しみました。
ヒノキの浴槽は深さが結構あり、肩までゆったりとつかれました。浴室のシャワーとカランは熱いお湯が勢いよく給水されたので、お湯はりはあまり時間がかかりませんでしたが、温度調整は熱すぎないよう気を使いました。追い炊きができるわけではないので、意図的に熱めのお湯が出るようになっているのかなと思いました。
浴室内にはヒノキの椅子や手桶もあり、外国人のお客様にもきっと喜ばれるだろうと思いました。客室内に、お風呂に入るときのマナー(かけ湯する等)のリーフレットもありました。これもちょっとしたお土産になるのかも。
インテリア・アメニティ
一枚目の写真はベッド脇のサイドテーブルと照明です。Bluetoothスピーカーも常備されていて、良いサービスだなと思いました。昔のホテルにあったBGMやラジオはなくなり、コンテンツはユーザー自身で用意し、ホテルは聞くためのツールを提供する時代ですね。
中央は洗面台です。部屋に入ってすぐのところに設置されているのですが、黒の配色が他のインテリアと統一されていて、隣のバーコーナーと並んでも違和感感じませんでした。
右の写真はそのバーコーナー。冷蔵庫と、電気ポット、そしてネスカフェドルチェがありました。小型タイプが置いてあって、場所を取らないので思わずほしくなってしまいました。
そして次の写真は今回のプランでついていたアメニティです。1枚目はプレゼントとしてWalalaの美容液、シートマスク、ポイントクリームのセットです。これが実は総額15000円を超えるような商品でした。(恥ずかしながら全然知りませんでした。)おしゃれな持ち帰り用のポーチに入っていてとてもお得でした。
2枚目は、ホテルの部屋に用意されていたアメニティ一式です。これが重箱のような木製のケースに入っておいてありました。
内容は、、
てぬぐい、櫛、ブラシ、歯ブラシ、フェイスケアセット、コットン、綿棒、ヘアバンド、ヘアゴム、ボディタオル、シャワーキャップ、シェービングセット、、
通常ホテルのアメニティは洗面台においてあるイメージですが、江戸ルームのこのスタイル、まとまっていて好感が持てました。
庭園
ホテルニューオータニには素晴らしい庭園があるのもまた人気がある理由の一つです。
今回、ゆっくりとホテルで過ごすことができたので初めてじっくりと庭園を散策することができました。
庭園の先にはチャペルがありました。この日はまだ開いていなかった(閉まっていた)のですが、結婚式を行うというよりも本当にお話を聞くような教会のようです。外国の利用者も多いホテルなので、そういったニーズにこたえているのかもしれませんね。
この日はあいにくの曇り空で、小雨も舞うような朝でした。ホテルを背に滝を見る景色など、写真を撮るには絶好の場所がたくさんありました。
手入れも行き届いていて、もう少し秋が深まったら紅葉が見ごろになるのかしら?そんなことを想像してとても楽しくなりました。
ホテルのガーデンテラスのラウンジからは庭園が一望できるので、また近いうちに食事だけでも訪れたいと思いました。
ホテルの朝食
ニューオータニの朝食はいろいろと選択できましたが、今回は有名な「最高の朝食」SATSUKI にていただきました。
ピエールエルメのパンや、ステーキ、新鮮な海鮮類もいただける和食、シリアルやドライフルーツなども豊富にそろっていて、糖質オフを心掛けている人も十分に楽しめるビュッフェではないでしょうか。
ホテル外観
ホテルのロビーや周辺もいろいろと見どころがありました。ロビーフロアではフロントとレストラン以外にも様々なショップもあり、ホテルの中で快適に過ごせるようにとのコンセプトを感じることができました。
またメインエントランスにある豪華なフラワーアレンジメントも現実を忘れさせてくれるためのスイッチとなることでしょう。
一泊だけのステキなひと時
わずか20時間程度のホテルステイですが、非日常に浸れるステキな時間を過ごすことができました。
いつかは禅にも泊まってみたいです。
以上、参考になればうれしいです。