コロナ禍の新しい旅 石垣島内観光編

国内旅行

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盛りだくさんな石垣島の旅もいよいよ最終日。

いよいよ最終日

帰りのフライトは午後便だったので、どのように最終日を過ごすか、これが結構悩みました。

朝ゆっくり過ごすとして、4時間から5時間程度は時間がありました。ビーチで遊ぶという案もありましたが、せっかくなので島内を周遊することに決めました。

4時間程度で島内を周遊できる観光バスもあり、それを利用することも考えましたが、観光スポットの一部が既に行ったところもあり、今回は観光タクシーというものを利用しました。

観光タクシーとは、時間でチャーターし、島内巡りをしてくれるタクシーです。こちらの希望に合わせて効率の良いルートを回ってくれるので移動時間のロスも少なく、とても快適でした。

観光タクシーのコース

今回観光したルートは以下の通りです。

ホテル=====>エメラルドの海をみる展望台=====>やいま村==

===>川平湾(昼食)=====>玉取埼展望台=====>石垣空港

これで4時間のコースです。

エメラルドの海を見る展望台

石垣島の美崎地区から車で15分程度でつきました。(それほどかからなかったかも?)

バンナ公園内にある展望台のうちの一つです。

バンナ公園自体は地区のような感じで、入り口があってゲートを通るといったような形ではなかったです。気が付いたら公園内の展望台に到着していました。

幹線道路沿いの小高い道沿いにそれはありました。

海沿いの道ではないのに、標高がかなりあるので、展望台から竹富島、小浜島、西表島がはっきりと見えます。

そしてこれらの島を包み込む文字通りエメラルドグリーンの海。

まだ沖縄や南の島の海を見たことなかったころ、こういった写真や映像は直接見るとこんな風に見えないんだろうな、、、とずっと思っていました。でも実際にこの海の色を初めて見たときの感動はいつまでも忘れられません。

<写真>

展望台には無料の望遠鏡もあり、遠くの島をより近くに見ることができます。

エメラルドの海をみる展望台

やいま村

バンナ公園からさらに車で10分~15分ほどいくと、「やいま村」に到着。

ここは私たちのリクエストで連れて行っていただきました。

このやいま村はホームページによると以下のような説明がありました。

石垣島の名勝「名蔵湾」を一望する丘にある石垣やいま村は、豊かな自然を背景に古き良き八重山の家並みを再現した日本最南端のテーマパークです。
 国の有形文化財に登録された赤瓦の古民家からは三線の音色が響き渡ります。

リスザル園を目当てに行ったのですが、園内にいくつもある有形文化財の古民家らはとても丁寧に保存、再現されていて見どころあってとても面白かったです。1時間程度取っていただきましたが、もう少しゆっくり見たかったくらいです。

やいま村にはこういった有形文化財の古民家のほか、サトウキビを作る工場やひろばもあります。

保存されている建築物については事前に情報を入れていかなかったのでもう少しよくわかっていればもっともっと楽しめたのではないかと思いました。次回また石垣島に行く機会があればもう一度じっくりと見てみたいと思いました。

そしてお目当てのリスザル園。

名蔵アンパル

やいま村から名蔵アンパルへ続く探索路がありました。

名蔵アンパルとは

2005年にラムサール条約の登録域となった名蔵アンパルへ向かう自然探勝路。
リュウキュウ松林、亜熱帯の森の植生を観察しながら進むと、セマルハコガメ
(国指定天然記念物)などの希少生物と出逢うことも。
マングローブでは、ベニシオマネキ、オキナワハクセンシオマネキ、
トントンミーなどの小動物をウッドデッキの上から観察することができます。

やいま村HPより

古民家が保存されているきれいな芝エリアから少し行くと名蔵アンパルへ続く道がありました。そこは急に足元もかなり険しくなり、それまでのゆったりとして空間から急に自然に変わります。

そして、マングローブの膝根も見ることができました。

ただこの日は時間がなく、入り口のところで引き返すことに。もっとゆっくり見学したかったです。

石垣やいま村 やいま村について
石垣島の名勝「名蔵湾」を一望する丘にある「石垣やいま村」は、豊かな自然を背景に旧き良き八重山の家並みを再現したテーマパークです。

川平湾

石垣島といえば、ここ!写真や映像でよく紹介されるところですが、写真から切り取ったような世界がそこには広がっていました。

この日はとても天気もよく、空の青さが川平湾の海の色を際立たせていました。

川平湾自体は海水浴できるエリアではないので、ビーチにはバナナボートやシュノーケリングに向かう船が停泊していました。当日参加できるアクティビティの一つとして利用されているようです。

ちなみに、海水浴するには近くの米原ビーチにいく必要があるです。タクシーの運転手さんも、とてもおススメと言っていました。

今回利用したホテルからは川平湾や米原ビーチにいくツアーがなかったので、川平湾のあたりで海水浴を楽しめる場所を知らなかったのですが、次回は足を延ばしてみたいと思いました。

川平湾は崖が切り出したような地帯で山頂に駐車場や食事処があります。そこから歩道を降りてビーチへと行くことができます。車を止めるまではビーチは視界に入らないので、車を降りて、歩道に向かって歩いていくと川平湾が目の前に広がるので、初めて見るときは感激もひとしおです。

玉取崎展望台

川平湾で昼食とビーチの散策を楽しんだ後、もうひとつの展望台に行きました。

最初のエメラルドの海を見る展望台とは反対の東側にある玉取崎展望台。見える景色も違います。

こちら側は多良間島や宮古島が見える方角です。宮古島までは見えませんでしたが、先ほど西表島は見えたことを考えると同じ沖縄でも宮古島は那覇とはずいぶんと離れているのだなと実感します。

この展望台は岬の先まで道が続いていて、ところどころハイビスカスも咲いており、雰囲気もとても素敵なところでした。

玉取崎展望台

石垣牛

玉取崎展望台で最後の景色を楽しんだあとは、いよいよ石垣空港へと向かう時間です。

名残惜しい私たちの雰囲気を感じ取ったのか、運転手さんも観光バスでは気が付かないようなものを見せてくれました。

石垣牛を放牧しているところを見かけないなあと思っていたら、石垣牛は変わった育て方しているようです。

ここで石垣牛の定義を調べてみました。Wikipediaによると

おきなわでは、以下の条件を満たす枝肉を石垣牛と定義している[1][9]
八重山郡(石垣市を含む。以下同じ)内で生産及び育成されたことを示す登記書及び生産履歴証明書を有すること
生後概ね20ヶ月以上八重山郡内で肥育されたこと
純粋の黒毛和種の去勢牛または雌牛であること
去勢牛で24-35ヶ月、雌牛で24-40ヶ月の範囲に出荷されたこと
日本食肉格付協会の格付で、歩留等級がAまたはB、肉質等級が5-2等級であることこのうち、肉質等級が5-4等級のものが「特選」、3-2等級のものが「銘産」とされる

運転手さんの話によると、石垣牛と認定されたら同じエサで小屋の決まった場所で育てられるため、通常外で見えることはないと言っていました。確かに、石垣牛が有名なのに、牛が放牧されているようなところは見当たらず、運転手さんもわざわざそこまでタクシーで回ってくれたのでした。

そんな話を聞きながら、空港まで送っていただき、石垣の旅は終わりを迎えました。

番外編~石垣鍾乳洞

石垣鍾乳洞は最終日の前日に時間をとってゆっくり見学してきました。

石垣鍾乳洞はサンゴ礁から生まれた日本最南端の鍾乳洞。実は石垣島にはいくつもの鍾乳洞が存在するのです。石垣鍾乳洞の隣側に八重山鍾乳洞がありますが、中でつながってるのではないか??と地元の方も言っていました。

<鍾乳洞ギャラリー>

石垣鍾乳洞の中は広大な敷地に広がっています。鍾乳洞は洞窟というイメージがあるので、狭いトンネルを這うような感じなのかを想像していましたが、この石垣鍾乳洞は海底から出来上がったという話もあるくらい、海の中にあるような広い空間に出来上がっています。

石垣島の旅、いかがでしたでしょうか?

コロナの影響を受け、タクシーを廃業した業者も多く、制限が緩和されてきた近頃はタクシーやレンタカーがたりなくなる、という事態も起きているようです。それでもまだまだ人は戻ってきておらず、石垣島の観光業がもどるというのもこれからのようです。

少しでもお手伝いできればと思い、石垣島の魅力を私なりの視点で紹介させていただきました。

参考になればうれしいです。

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