円周率の本がもたらすシンプルな理由

ただただ数字の羅列

この記事で円周率の本について初めて知りました。しかもただただ計算した円周率を羅列したものだけの本。

これが30年近くベストセラーになってるというのだから驚きだ。

コミケ用に30冊、初版はレーザープリンターで手製本で作ったものを販売したところからスタートして、それから毎年少しづつ注文が来るという。

購入者の理由としては数字に興味のある子供へのプレゼントや、図書館、学校などにおいておくとやはり子供たちが興味を持つというのだ。

円周率に魅せられた時期もあった

確かに、円周率を習ったころ、あの、規則性のない数字の羅列に惹かれたものだ。円周率という言葉と、不規則な数字でできていて、覚えるのも大変だから、といった話を周りの大人たちから聞いていたので、学校の授業で円周率が出てきたときに、「これだ!」と待ちに待っていたのを覚えている。

一時期、ゆとり教育の影響か、小学校で習う円周率が3.143 になってしまったときはものすごく違和感を感じた。3倍じゃないんだよね。。。。と残念な気持ちになった。

早速探してみた

子供、とくに小学生は興味がある、ということなので、早速知り合いのお子さんに聴いてみたところ、やっぱりこれは興味あるし読んでみたい、とのこと。

Amazonで探してみたが、結構入荷待ちか中古が多いようだった。

噂に偽りなし。隠れたロングセラーなのか。。早速注文し、届くのを楽しみにしているところである。

作者もインタビューで答えているように、初版はレーザープリンターで出力した手作りの本。きっと自分でも計算して作れそうなものなのだろうが、この本になっているところに魅力を感じるのだろうか。届くのが楽しみだ。