Last Updated on 2024年9月1日 by らくろぐ
野鳩や白い鳩が集まりやすい場所ってありますよね。鳩が好きな人ならともかく、それほどでもない人や、苦手な人にとってはとても苦痛ではないでしょうか。
私自身も実家も今の自宅も鳩害に悩まされてきた一人です。
これまで行った対策と良かった点、悪かった点についてまとめましたので紹介します。
Contents
鳩が来たらすぐに対策!放置は被害が広がります
自宅で鳩を見かけたらどうしたいいでしょうか?
鳩は個人で勝手に駆除はできません。ただし、自宅に住み着いていないか(巣ができていないか)、マーキングしていないか(糞をしていないか)確認はすぐに行いましょう。
鳩による被害とは?
鳩による被害はどのようなものが紹介します。
- 巣を作る
- 卵や雛鳥が生まれる
- 親鳥たちが住み着いてしまう。
- 糞により汚れる。
- 悪臭が漂う
- 美観を損ねる
- 糞によるアレルギーなど
- 鳴き声
- 騒音が気になる
自分でできる主な対策
まず手始めに自分で何ができるか調べました。
糞を掃除する。
糞は残しているとそこからのにおいと鳩の持つ帰巣本能で住み着いてしまう原因となるので、気を付けましょう。(ただし、自分で行う際はマスク、ゴーグル、手袋などを着用し、直接触らないように注意すること。)
鳩除けグッズをつけてみる。
鳩除けのキラキラ反射するボード(CDのようなもの)を設置したことがありますが、効果は長続きしませんでした。
鳩の嫌いな音を鳴らす
YouTubeなどに「鳩の嫌がる音」のコンテンツがいくつか公開されていました。「鳩の嫌がる音」は鳩自身が危険を感じる他の鳥の(カラスなど)の鳴き声や騒音が含まれていて、この音声を使って鳩を威嚇するというものでした。
これを鳴らしては見たのですが、我が家の場合、鳩までの距離が結構あり、鳩が気が付くほどの音量を上げて聞かせることができませんでした。したがって実際の効果はわかりませんでした。
鳩専門業者にお願いしてみた~選び方のポイント
糞を掃除することで外観は一旦きれいになりますが、翌日にはまた鳩がやってきて、糞害は繰り替えされるという状況になってしまっていました。そこでやはり根本的な対策を行うために、専門業者に頼むことにしました。
選ぶ時点で注意したポイントは以下の通りです。
- 見積もりを無料で行ってくれるかどうか
- 現地にきて見積もりしてもらっただけでも有料のケースがあります。サービスとの兼ね合いですが無料見積もりをお願いしたい場合は必ず確認しましょう。
- 戸建てに対する対応を行ってくれるかどうか
- 鳩対策を行っている業者でも法人のビルや公共施設、マンションのみのところもあります。自分の希望する箇所の対応が可能かどうか、確認しましょう。
これらのポイントをチェックしながら以下のサイトで申し込みを行いました。
こちらのサイトから加盟店の中の自宅エリアを対応してくれる業者さんが来てくれました。
また、【鳩110番】 なら24時間365日コールセンターでスタッフが待機。必要な時すぐに相談できるのもメリットです。鳩対策専門業者にお願いしてみた~鳩被害の状況を調査してくれた
業者さんが来て、見てくれたポイントは以下のところ。
- 鳩がとまっているところがどこか。
- 巣が近くにあるかどうか。また鳩が止まらないように対策できるかどうかを確認
- 巣の場所を確認
- 鳩の集まり具合を見て、巣の場所を調査。巣は一般的に雨風がよけられるところに作られるとのことで、該当する箇所があるかどうか、調査
- 糞の場所、状態を確認
- 糞の色によって成鳥か雛鳥かがわかる。雛鳥の場合は近くに巣があると予想できるとのこと。
これらを調査していただき、我が家の状態は以下のようになっていました。
しかし、自宅周辺や軒下などを調べても、この日、巣を見つけることはできませんでした。業者さん曰く、自宅は隣の建物の距離が近く、そちら側にありそうとのことでした。
お隣側は後日確認していただくことになりました。
(お隣とは面識があるので、鳩対策について実施することをお願いしました。)
門業者にお願いしてみた~実際の対策は。
業者さんに診てもらった結果、以下の対応をお願いしました。
屋根のヘリに嶮山をたてる。
ベランダの手すりや屋根のヘリに止まってしまうような場合は、嶮山をたてて、物理的に止まれなくすることが有効だそうです。普通に考えてもそうですね。自分で設置できるような場合もありますが、我が家の場合は高い場所に設置することになったため、今回お願いしました。
糞をきれいに掃除する。
糞の掃除も合わせてお願いしました。糞をそのままに置いておくと、 ばい菌などが繁殖したり、糞からでるにおいで鳩が集まりやすくなってしまうからです。見えないところ、手の届きにくいところを中心に重点的に行ってもらいました。
今回は行いませんでしたが、相談したところ以下のような対策もありました。
薬剤を設置する。
鳩の嫌いなにおいを発する薬を設置して鳩を寄り付けない方法です。こちらの場合、雨など当たってしまうと効果が薄れてしまう可能性があるとのことでした。設置場所を考える必要がありますね。
鳩除けネットを設置する。
究極の対策はネットだと思います。ただ、鳩害で困っている場所すべてにネットを設置できるわけではないので、そこが難しいところではないでしょうか。現に我が家の場合は電線や隣の壁に止まっている鳩の糞による被害も多いので、そこにネットを設置することができないからです。
巣を撤去する
もちろんこれも大事なことです。ただし、巣に雛鳥や卵がある状態では個人で勝手に撤去はできません。したがって巣に卵がない状態(雛鳥が巣立った状態)になっていることを確認して、撤去することになります。これも専門業者に頼むほうが良いでしょう。
対策後に気を付けること
専門業者で対策したら、もう何もしなくてよいのでしょうか。これについては当日作業していただいた担当の方にうかがったところ、以下のような回答をいただきました。
いいえ、鳩の来ない状態を保つことが重要です。
糞がある状態のままにしない。
対策後も糞が落ちているようであれば、まだ鳩が止まってしまうところがあるかもしれません。その場合、できるだけ早く糞を取り除きましょう。比較的新しい糞は掃除しやすいので、見つけたら放置せずに掃除することが重要であるとアドバイスをいただきました。
巣ができないようにする。
巣を撤去した後も、また巣を作られないように、見通しの良いきれいな状態を保ちましょう。庇があり、死角のところに巣を作りやすいそうです。したがって、そういう場所を作らず、きれいな状態にしておくことが重要、とアドバイスをいただきました。
まとめ
私が体験した鳩被害での対処方法についてまとめました。鳩被害対策としては自分でできることもありますが、まず最初に専門業者に依頼し、現地の状況を把握することが需要だと感じています。その中で自分自身でできること、専門家にやってもらったほうが良いことを整理して、費用対効果で対策案を決めていくのが良いと感じました。
以上、参考になればうれしいです。
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