Last Updated on 2024年9月4日 by らくろぐ
この記事は2022年6月作成を更新しました。
様々なクリエイターが自由に発信できるサービスとしてnoteがあります。自分の意見を発信する場として手軽に利用できるので、ユーザーも増えているようです。
個人のブログを使っても自分の思いを伝えることはできますが、noteというサービスとの住み分けはどこにあるのでしょうか。
Contents
note とは
クリエイターが文章や動画、画像などを自由に投稿でき、それを気に入ったユーザーが応援できるプラットフォームです
有料で公開する形式も選べ、そこから収益を得る事もできます。
一方、ブログも基本的には自由な投稿スタイルですが、その投稿自体から収益を得るわけではありません。
似ているようで異なる2つのメディア。この記事では、様々な角度からその違いについて比較していきます。
公開方法(異なるプラットフォーム)
まず初めに記事の公開方法について比べてみました。
- note・・・導入しやすい
- noteはすでに記事を投稿する環境があらかじめ準備されています。ユーザは書きたい記事を投稿するだけで完結できます。似たようなものとして、はてなぶろぐやAmebaブログなどのレンタルブログがげられるでしょう。
- ブログ・・・初心者にはハードルが高い。
- この記事で比較するブログはレンタルサーバーで構築するブログのこととします。つまり、サーバーから自分で準備していく必要があります。
記事を投稿するまでには以下の手順が必要です。
慣れてない人にとっては、記事を投稿するまでにはかなりのハードルがあるように感じますね。
一方noteは登録すればすぐその日から記事を公開することも可能です。
ちなみにこのブログはネットオウルサーバーを利用しています。低価格で導入も簡単。私としてはコスパもよく満足しています。
デザイン性(異なるカスタマイズ性)
次に公開する記事の見せ方、デザイン性についてです。
- note・・・低い
- デザイン性はあまりありません。記事のフレームのカスタマイズができる程度
- ブログ・・・高い
- ブログのデザイン性は無限の可能性があります。例えばwordpressには有料、無料様々なテンプレートが用意されています。また豊富なプラグインが記事の表示をよりわかりやすい表現に変えることも可能です。
この点からみてもnoteよりデザイン性は圧倒的に優れていると言えるでしょう。
収益方法と即効性
収益方法についてはどのような差があるでしょうか?
- note ・・・難しい
- アドセンスやアフィリエイトを張り付けることはできません。(一部アマゾンアソシエイトが利用可能)
- コンテンツ自体を有料化し収益に繋げるという方法もあります。noteの読者に人気のコンテンツになっていることが求められます。
- 人気記事になるまでの時間かかかります。
- ブログ ・・・導入しやすい
- 個人ドメインであればアドセンスを取ることも可能。また、アフィリエイトを利用して収益に繋げることができます。サイト全体の人気を上げる前に、1つの記事でもアフィリエイトが成功すれば収益に直結します。
テーマ(向き不向きの違い)
- note・・・何でもOK
- 記事一つ一つが独立するのでテーマを絞る必要がありません。その時々で書きたい内容を記事にしやすいです。
- ブログ・・・統一テーマが望ましい
- アフィリエイトやアドセンスを利用するには一つのテーマに特化したブログであることが望ましいです。なぜならアフィリエイトで収益を得るには特定のテーマの方が審査が通りやすいからです。
資産性の有無
資産性という面ではどうでしょうか?
- note・・・有る
- noteの持つ資産性は過去に書いた記事だったとしても、検索によって今必要となる人へ結び付けてくれるからです。noteのプラットフォームの中では関連性からいろいろな記事を見つけやすく、過去のものが古いものではなく残っていけるからと考えます。
- ブログ・・・有る
- ブログの持つ資産性は、続けていくことで生み出す自分自身へのスキルや、ドメインパワーにあると考えます。noteに比べ、同じ内容の記事が投稿される確率は高く、ライバルも多いのは事実です。それでも続けていくという経験値は何物にも代えがたい資産だと感じるからです。
まとめ(組み合わせで効果抜群)
noteとブログの違いについて、5つの面から比較しました。デザイン性は圧倒的にブログの方が自由度が高いですが、こだわらず、まず記事を書きたいという思いがあるのならnoteを利用するのも手軽で良いと思います。
どちらもそれぞれ良さがありますが、ブログは固定のテーマに沿って記事をまとめ、noteはそのときに伝えたい内容を掘り下げた記事にすることで収益化を狙えるのではないかと感じています。
ゆえに、組み合わせることで、より一層、収益と資産を得られることにつながっていくのではないでしょうか。