アドセンスで「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」と出た時の対処方法まとめ

Last Updated on 2024年6月23日 by らくろぐ

昨年末くらいからAdsenseの管理画面を開くと、「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」という表示が繰り返し出ていましたが、ようやく解決できたのでその一連の処理についてまとめます。

困っている方は是非参考にしてください。

これで解決。

ここにたどり着くまでにいろいろと試しましたが、結局これで解決できました。

シンガポール向けの居住者証明書を用意し、Adsenseにアップロードする。

実際には複数の要因があり、最終的に残っていた手続きがこれだったという可能性もあります。そのため、今回私が行った手続きの一連の流れを以下にまとめました。

解決策に到達するまでの流れ

  1. 昨年末あたりからAdSense管理画面に「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」という表示がでる。
  1. 身分証明として免許証のコピーをアップロードする。
  2. 一時的に受付中となる。その後、「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」が再度表示される。
  3. アメリカの税務情報をフォームから入力する
  4. 一時的に受付中となる。その後、「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」が再度表示される。
  5. シンガポールの税務情報をフォームから入力する
  6. 一時的に受付中となる。その後、「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」が再度表示される。
  7. アメリカの税務情報をフォームから入力する。
  8. 一時的に受付中となる。その後、「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」が再度表示される。
  9. アメリカ向けの居住者証明書を取得し、Googleにアップロードする
  10. 一時的に受付中となる。その後、「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」が再度表示される。
  11. この時点で登録されているアカウント情報を見直す。
    • 登録の住所を確認する。英数字、大文字小文字の表記の見直し
    • 登録の住所で不要な表記は削除する
  12. 以前にアップロードしたドキュメント類の名前やファイル形式、サイズ等の見直しを行う。
  13. その後更新するが、「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」が再度表示される。
  14. シンガポール向けの居住者証明書を取得し、Googleにアップロードをする。
  15. 申請直後に「お客様の税法上の居住地における税務情報が受理されました」となり、警告が消える。

最終的に解決するまで、いくつものステップを踏みましたが、最終的にシンガポールの向けの居住者証明書を申請することでゴールに到達したという感じです。

なぜシンガポール向けの居住者証明書が必要なのかというと、現在、Googleはシンガポールから支払いとなり、日本の居住者証明書をシンガポールに提出することでシンガポールから徴収されないようにするためとのことです。

アメリカ向けの居住者証明書はすでに出していたのに、なぜ、何度も同じ居住者証明を求められるのか、ずっと不思議だったのですが、こういう理由があったのですね。

税務情報を更新する際のポイントは

一連の流れの中で気になったポイントを以下にまとめました。

  1. 税法上の居住地が日本であることを証明するための書類が必要:Google AdSenseでは、税法上の居住地を確認するために「居住者証明書」を提出する必要があります。この書類を送信しないと、居住者情報の更新ができません。
  2. 税務フォームで選択された国/地域が異なる:税務フォームで選択された居住国/地域が、実際の居住地と一致していない場合、更新が通らないことがあります。
  3. お支払いプロファイルに登録されている名前と一致しない:Google AdSenseのお支払いプロファイルに登録されている名前と、居住者証明書に記載された名前が一致しない場合、更新ができません。
  4. 居住者証明書の内容が誤っている:提出した居住者証明書の内容が正確でない場合、更新が否認されることがあります。
  5. スマートフォンで撮影した居住者証明書が読みにくい:スマートフォンのカメラで撮影した居住者証明書の画像が読みにくい場合、更新が通らないことがあります。

居住者情報の取得方法

次に居住者証明の取得方法について紹介します。

証明書の入手と記入方法。

  1. 住まいの管轄の税務署名を記入します。管轄外だと差し戻しされることがあります。
  2. ここはとくに記入しませんでした。代理人を使う場合は必要かもしれません。
  3. 居住者証明書を申請する住所を記入します。(アルファベットおよび日本語)
  4. 申請日(書類を記入した日を記載しました。特に指定はないようです)
  5. 申請者氏名(アルファベットおよび日本語)を記入。
  6. 提出先の国名(アルファベットと日本語)を記入。
  7. 提出先の国名(アルファベット)を記入。
  8. 整理番号。交付された際に記入されて戻ってきます。
  9. 証明書の発行内容。交付された際に記入されて戻ってきます。
  10. 証明書印。交付された際に捺印されて戻ってきます。

申請方法

  1. 窓口もしくは郵送にて、居住者証明書および、交付請求書(つまり上記書面)を2部ずつ提出します。
  2. 郵送受付の場合は返信用の封筒も同封します

私の場合、郵送受付を行いましたが、発送してから実際に手元に届くまでおよそ2,3週間かかりました。米国向けとシンガポール向け、2回申請を行いましたがどちらも発行までは同じくらいでした。

一度、提出する税務署を間違えてしまい、担当の方からわざわざ連絡をくださいました。一旦返却され、再度送り直す羽目になったので、郵送先の税務署は間違えないようにしましょう。

アドセンスで「税法上の居住地における追加の税務情報が必要です」と出た時の対処方法まとめ

アドセンスで「税務情報が必要です」と出たときの対処方法についてまとめました。

居住者証明書をシンガポール向けに用意することが必要ですが、それ以外にもいくつかポイントがありましたので合わせて紹介しました。

参考になればうれしいです。

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