【書評ブログ】「沈黙のWebマーケティング」を読み、Webサイトの集客方法を考える

Last Updated on 2024年5月15日 by らくろぐ

はじめに

Webマーケティングといえば、この本。「沈黙のWebマーケティングーWebマーケッターボーンの逆襲」のアップデートエディションについてご紹介します。

この本との出会い

ブログを書くのは嫌いではないのですが、デザインや読みやすさ、そしてせっかくならば多くの方へ読んでもらいたいという気持ちはもちろんあります。しかしアクセス数は伸びず。

好きなことを書いたとしてもやはり伝わらないと実感し、改めてブログ運営に関する勉強をしてみようと一念発起。

まずはブログ運営のおすすめ本をいくつか読んでみることにしました。

そこでいくつかのサイトでも紹介されていたのがこの「沈黙のWebマーケティング」でした。

Webマーケティング?コンサル業務を目指しているわけではないので、本来の目的とはかけ離れているような気がしたのですが、とにかくこの本を進める記事や口コミが多いこと。

さらに、全編マンガ仕立てになっているため、読み物としても抵抗なく入っていけるとの評判で、それなら抵抗なく読むことができそう。そう感じたため、この本を購入しました。

実際に読み始めると、Webマーケティングに関しては知識を私自身がほとんどなく持ち合わせておらず、初めての言葉や手法に戸惑ってしまい、挫折するのではないか、と不安になりました。でも、まずマンガ仕立てのストーリーで表現し、詳細をコラムで補足していくという形式は思いのほか苦でなく、すんなりと読み進むことができまいした。。

本のあらすじ

伝説のWebマーケったである主人公のボーン・片桐が、相談を受けたとある家具店のWEBサイトを自らの持つマーケティングの技術を駆使して成長(Webサイトに集客)させていくストーリーです。読者はボーンの示す手法を理解することで自分のWebサイトへも反映させていくことができる仕組みです。

ある家具屋の一人娘のめぐみはとても困っていた。父親が経営し、自分も務めていオーダー家具「マツオカ」の売り上げが激減しているからだ。
さらに父親が体調を崩し、会社経営も立ち行き行かない状況となり、どうしたら良いかわからなかった。
めぐみの父が体調を崩した原因は売上向上のために自社のサイトのコンサルを依頼した会社が行ったSEO対策がことごとくはずれ、順位が下がってしまい、集客がままならない状況になってしまったのだ。その結果、売り上げも減少してしまった。
そこでめぐみはWebコンサルタントのボーン・片桐に自社サイトのコンサルタントを依頼した。

ボーンが繰り出すSEO対策はそれまで他の会社が実施していたそれとはまったく逆であり、驚かされるばかり。
実はそれまでSEO対策を依頼した会社こそ、ボーンのライバルであり悪徳SEO会社であったのだ。

ボーンが次々と繰り出すSEO対策が功を奏し、マツオカの検索順位もあがり、集客も改善されていく。結果として自社の売り上げもあがり経営難から脱出することができたのであった。

これが大まかなストーリーです。

この本のおススメしたいポイント

私がこの本を読んで、おススメしたいポイントは以下の通りです。

SEO対策の本質が書いてある

SEO対策の良いところと、無駄なところ(やってはいけない)ところをキチンと表現しているので、SEO手法の解説だけにならず本質をとらえやすくなっているところです。

Google検索エンジンの時代に合わせてアップデートしてある

発売から数年経っていますが、検索エンジンやGoogleの以降など、最近の傾向が内容に反映されています。

良質なWEBコンテンツを作成する極意が書いてある

ブログアクセス数を上げるためのHowTo書籍ではアフリエイトブログのキーワード選定や記事作成のテンプレートを紹介することが多いのですが、この本は質の良いショップのサイトを作ること(企業のサイトの印象をよくすること)に重きを置いていると感じました。

つまり、商品の紹介になりがちなアフリエイトブログと違って、その企業、ショップ自体を好きになってもらえるようなサイト作りをメインに解説がしてあり単に。

デザインの重要性:単に色や配置だけでなく、トップページで何を伝える必要があるのか、必要な情報をどうやって置くのか考えることまで促しています。

コンテンツを生み出すプロセスの解説:めぐみがマツオカのサイトを自信をもってお客様に見てもらえるような、そのため自社製品との向き合い方、具体的には家具職人さんとのかかわりあい方と、それをコンテンツ化するためのプロセスが示されているところは非常に参考になりました。

SNSのマネタイズ化

企業サイトにとっての具体的なSNSの活用方法もぜひ読んでほしいポイントです。

一人で発信していくのではなく、SNSならではの方法で発信を広めていく方法は新たな気付きを教えてくれました。

感想

本を読み終わって実践したこと

まず、SNSを使って広めていく手法を始めました。Twitterとの連動は集客にとっては強力なツールとなるということをこの本で理解し、実践していきたいと考えています。

また改めて自分自身でこのサイトで表現したいことを整理し始めました。

効果

具体的な効果はまだ出ていないですが、サイトのコンテンツを作成するときの考え方が変わってきていると自分自身で感じています。

具体的には記事作成時の自分で意識づけする部分が明確になり、コンテンツ作成が速くなったように感じています。

まとめ

「沈黙のWebマーケティングーWebマーケッターボーンの逆襲」についてその内容と、自分で実践したことについてまとめました。

この本にはWEBマーケティングが教えてくれることはテクニックだけでなく、コンテンツとの向き合い方が重要なんだと実感しました。

まだまだサイトとしては発展途中ですが、毎日コツコツと改良を重ねていき、良質なサイトになれるよう、努力していきたいと思っています。

以上、参考になればうれしいです。

続編もおススメのようです。(まだ読んでいないですが)